2007年10月15日

秩序の森

小説・詩 ランキング

秩序の森の中で
季節外れの花が咲く

秩序の森


秩序の森の中で
季節外れの花が咲く

その花粉が私の血液に溶け
心臓をくすぐる時に
あなたへの憎しみが
許しがたい愛へと変わる

背中の爪跡よりも赤く
朝焼けの空よりも深く
この街の夕暮れよりも偽りに溢れて

この抱擁の体温は
金遣いのスピードで決まり
リムジンカーの後部座席で
神の裁きを受けようと
欲望の結末を認めようとはしない

広い道の看板には
二人のあさましさが描かれ
狭い道の夜更けは
ひりひりとした光りを
失いつつあるのに


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ラベル: 詩人 隼駆
posted by shunk at 20:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 2001年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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