2007年09月02日

ホワイト・ギルティ

白く汚してください

guilty

 白く汚してください
  白く罵ってください
   白く葬ってください

 わたしは
  死体です 媚態です
   永遠のホノグラムです

 うしろから
  黒いオーラで包んでくれるのは
 あなたですか?

 透明の透明の
  奥ゆかしさで巻きつけられ
 手と足は動かせないのに
  この身体は夜空へと羽ばたきます

 はらはらと雪化粧
  ひりひりと密やかに
   好奇の視線が絡まるほどに

 わたしは
  ひな鳥の足跡を捨てて
   あの人のもとへと旅立ちます

 ふわふわと舞い散って
  もう 影も形も無いのよ
 ふわふわとこの羽は
  この夜に犯した罪の残像なのです

 誰もが触れているのに
 誰も気がつかない

 もう あなたは
  わたしから逃げたくないのです

 汚してください
  罵ってください
   葬ってください

 その黒いオーラで
  ひらひらと白い共犯者


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ラベル: 詩人 隼駆
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posted by shunk at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 2006年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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